鹿児島県の由来のほか桜島や天文館の由来についても。

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九州の南端にある鹿児島県は、美味しい食べ物や豊かな自然など、魅力が満点な場所です。

そんな鹿児島県の由来や、鹿児島県に関するいるいろな事をまとめてみようと思います。

鹿児島県の由来

鹿児島という県名ですが、その昔鹿児島は「カコシマ」と呼ばれていたそうです。

この「カコ」という言葉には「」という意味があるといい、鹿児島県のシンボルともいえる桜島の事を指していたのではないかと言われています。

また、水夫のことを「カコ」と呼んでいたそうで、沢山の水夫(カコ)が暮らしていたことに由来しているという説や、活火山である桜島から漂ってくる硫黄の臭気を嗅ぐ(かぐ)という行為に由来しているのではないかとも言われているそうです。

そして、この桜島という名称の由来については諸説あるようです。

まずは、桜島にある「五社大名神社」に祀られているという「木花佐久夜姫(コノハナノサクヤヒメ)」の名称から桜島の名前になったという説です。

本来、コノハナノサクヤヒメというのは日本神話の中では「火の神様」とされており、火山である富士山に祀られているのだそうです。

しかし、富士山本宮浅間大社に伝わる社伝によると、コノハナノサクヤヒメは「火の神様」ではなくて「水の神様」だとされており、火山の噴火を鎮めるために祀られていたとされているようです。

このことから、活火山である桜島でも祀られるようになったのだとされています。

その他には、火山が噴火して島々が出来た時に、桜の花が海一面に浮かんでいたという説や、「サ(接頭語)・クラ(断崖やけわしい斜面をもった山)」という意味から桜島と名付けられたという説もあるようです。

天文館の由来について

鹿児島県では有名なところなんだそうですが、みなさんはイメージが浮かびますか?

名前からして、プラネタリウムか何かかと思ってしまいますが、これは繁華街の名前なんだそうです。

その規模は九州一ともいわれているそうで、東西南北に約1キロ四方のエリアをもち、グルメやファッションなどが多数集まる場所だという事です。

なぜ、繁華街に「天文館」といった名前が付けられたのでしょうか?

それはやはり、ここに天文学を学ぶ場所があったからだということです。

1779年に天文観測や暦を研究するための施設である「明治館」というものを、島津第25代重豪という人がこの地に建てたそうです。

そして、この明治館は別名で「天文館」と呼ばれており、これが今の商店街にそのまま名称として採用されたということのようです。

天文館の記念碑や由来などが書かれた石碑が、今もなお繁華街の中にあるということですので、天文館に行くことがあれば是非探してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、鹿児島県発祥のしろくまというアイスも、天文館に有名なお店があるそうですよ!!
⇒アイスの由来 ~セブンティーンアイス・31アイス・しろくまアイスまで~

・参考記事
http://chimei-allguide.com/46/000.html
http://meadowblog.blog74.fc2.com/blog-entry-188.html
http://www.nicheee.com/archives/811070.html 他

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