韓国とソウルの由来

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日本からもさほど距離がなく、現在では格安ツアーなどもあるために韓国に訪れたことのある方というのは結構いらっしゃるかと思います。

また、食べ物や美容などといった文化も日本人に親しまれている韓国ですが、今回はそんな韓国に関することをまとめてみたいと思います。

韓国の由来について

韓国というのは、朝鮮半島の南側に位置しており、この朝鮮半島は別名「韓半島」ととも呼ばれているようです。

そして韓国は正式名称を「大韓民国」といい、読み方としては「テハミングク」というそうです。

なぜ大韓民国という国名になったのかというと、その昔、中国などで亡命政権として活動していた「大韓民国臨時政府」というものを正当だと考える勢力があり、その勢力の強い意向によって決められたのだと言います。

当時は国の名前の候補に「高麗民国」や「韓民国」といったようなものも挙げられていたのだそうです。

しかし、臨時政府側の勢力の一人である「池青天(チチョンチョン)」という将軍が「大韓民国という名前にしないと割腹自殺をするぞ」という発言を、突然委員会の場に押しかけて言い張り、その結果この主張が通り大韓民国という今の国名に決まったと言われているそうです。

ソウルという名前の由来について

韓国の首都であるソウルは、観光客も沢山訪れる場所です。

この「ソウル」という首都名の由来とは、一体なになのでしょうか。

その由来とは、百済・高麗を統一した「新羅」の時代に遡ると言われています。

新羅の時代、その首都の事を「ソルラボ」と呼んでいたと言います。

そして、新羅の時代というのはハングル文字が出来るよりも前の時代だったので、この「ソルラボ」という首都名が口頭で人々の間に広まっていき、それが「ショブル」から「ソボル」に変わっていき、そして最終的に「ソウル」になったと言われています。

ですので、ソウルの元々の言葉というのは、「首都」というダイレクトな意味を持った「ソルラボ」にあるのではないかという説があるようです。

その他の説としては、雪の囲いといった意味を持つ「ソルル」に由来しているのではないかというものがあります。

現在のソウルの位置に首都を建てたのは朝鮮時代だと言われており、建国した人の名前を「イ・ソンゲ」と言います。

そして、イ・ソンゲが現在のソウルの位置にお城を建てようと決めたとある日に、雪が沢山降ってきたのだそうです。

すると、その雪はどんどんと積もっていき、その形が「囲い」のような形だったと言います。

そしてイ・ソンゲは、その積もった雪の形通りにお城を建てたのだそうです。

こういったことから、雪という意味を表す言葉である「ソル」と、囲いという言葉を表す「ウル」という言葉が合わさって「ソルル」というように呼ばれ始め、それがだんだんと「ソウル」というふうに呼ばれるようになったという説もあるとのことです。

はっきりと断定はできないと言いますが、ハングル文字が使用される前から「ソウル」という言葉自体は存在していたのではないかという考え方が有力だと言われています。

 

・参考記事
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%9F%93%E6%B0%91%E5%9B%BD
http://blogs.yahoo.co.jp/hi_seoul_travel/17129544.html 他

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