アップルの名前・ロゴの由来 ~ビートルズやアタリに鍵がある?~
iphoneをはじめ、様々な電子機器で私たちの生活をより便利にしてくれているアップル社は、現在世界のトップに並ぶほどの会社となっています。
そんなアップル社の名前の由来やロゴの由来などをまとめました。
現在のアップルのロゴの由来
故スティーブ・ジョブズ氏の素晴らしい経営戦略で世界中に名の知れたアップル社ですが、憧れすら抱く方々が多数いらっしゃるような企業となっています。
アップル社のロゴは「りんごが齧られたたようなもの」で、皆さんもなんとなく頭に浮かぶのではないでしょうか。
初期のアップルのロゴマークというのは、ニュートンがリンゴの木に寄りかかって本を読んでいるものだったといいます。
しかし、これを堅苦しいとスティーブ・ジョブズ氏が言い、アートディレクターのロブ・ヤノフという方に依頼して「虹色の齧られたリンゴのマーク」に変わりました。
現在のアップル社のマークは、メタリックな感じで色こそ違いますが「齧られたりんご」というマークは以前から変わらないままです。
これは、コンピュータなどの容量を示す「Byte(バイト)」という単位と、齧るという意味の「Bite(バイト)」をかけていると言われています。
また、「アダムとイブが食べて楽園を追放されたもの=知恵の実=コンピュータ」というような話から、こういったロゴにたどり着いたのではないかとも言われているそうです。
アップルの由来はビートルズにあった
故スティーブ・ジョブズ氏は、ザ・ビートルズを敬愛していたということは有名な話なのだそうです。
そして、ザ・ビートルズは1968年に「Apple Corps(アップル・コア)」という会社を設立しており、故スティーブ・ジョブズ氏は、このアップル・コアという名前に倣って「Apple」という社名にしたのではないかと言われています。
しかし、このAppleという社名をつけたがために、英Apple(アップル・コア)から何度も訴訟を起こされているのだといいます。
初めに訴訟が起こったのは1978年の事で、「米Appleは音楽業界へ参入してこない」などの条件で一時和解はしましたが、米Appleが音楽配信を始めるなどのたびに訴訟は繰り返されてきました。
そして、2007年に、米Appleが英Appleの商標権を買い取ったことで解決となったようです。
ちなみに、買い取り金額は日本円で約5億円だったといいます。
アップルの由来は「アタリ」にもある
アップル社の名前の由来として言われていることはまだあり、その中に「アタリ」というワードが出てきます。
アタリというのは、アメリカのビデオゲーム会社「ATARI」のことだそうです。
故スティーブ・ジョブズ氏は、アタリで1976年のブロック崩しゲームの開発に関わっていたのだといいますが、この頃周りの社員とうまくいかず、クビ寸前だったのだといいます。
そして、「Apple」「ATARI」というスペルだと、Appleの方が電話帳では先に来るといいます。
このことから「Apple社の方が電話帳でATARIの上に名前がくる」という、ATARIよりもAppleが繁栄するといったような意味もあったのではとも言われているようです。
・参考記事
http://jack8.at.webry.info/201204/article_3.html
http://msnbyk.me/?p=240
http://www.kotaku.jp/2011/10/stevejobs_india.html 他