星の由来・語源

hoshizora

夜空にキラキラと輝く星はとても綺麗で心を豊かにしてくれますよね。

今回は、そんな星という名前の由来や星に関することをまとめてみようと思います。

星という名称の由来について

星というのは、夜空に点々と光っている小さな天体のことの他にも、犯罪の容疑者や犯人のことを指す言葉としても使用されることがあります。

なぜこのような名称になったのか、それは星が輝いて見える情景からきているとされているようです。

星という言葉の語源にはいくつかあるそうで、「ほそひ(細火)」や「ほし(火気)」または「ほしろ(火白・日白)」や「ほいし(火石)」といったように、「火」というものに由来していることが伝わってくるかと思います。

これは、星が光る様子を「炎が明るく燃える様子」に例えたからではないでしょうか。

また、このような星たちの並びから色々な星座というものがあるかと思いますが、その大半については「ギリシャ神話」に出てくる神々に深く関係しているとされているそうです。

「星」という苗字の由来について

「星」という苗字の由来についてですが、これは星座の星を祀る神社に由来しており、神主に多く見られる苗字だとされています。

また、下総国相馬郡星村を発祥とした星という姓は、桓武平氏千葉氏流として広まっていったのだそうです。

この他にも、会津地方の星という苗字の発祥についてはまた別の説があり、紀伊国にあった星の里というところから来往した、「藤原金氏の子である藤原金晴」という人物が星という姓を名乗っており、その子孫たちによって会津の国々に広まっていったとされているようです。

また、会津地方の他の説としては、「赤松憲国」という人物が、新田義国に従って会津に下向した際に、星の姓を名乗り、長沼四天王となったことに由来しているというものもあるのだといいます。

「丸に渡辺星」の由来について

みなさんは「丸に渡辺星」というのを聞いたことはありますか?

これは「ワタナベ」さんの家系の家紋だということで、3つの丸に「一」という漢字で表されています。

ちなみに、全国の90%のワタナベさんの家系がこの「丸に渡辺星」と言われている家紋なのだそうです。

もともとは嵯峨源氏が開祖したとされており、その子孫が現在の「大阪市東区渡邉町」という土地に住んだことが、ワタナベという姓の発祥だとされているそうです。

そして、家紋に描かれている三つの丸は「三ツ星」とされていますが、別名で三団子とも言われているといい、これは神様に備える大切な物という意味が込められているそうで、中国では「将軍星」と呼ばれているオリオン座の中の三つ星を表しているのだそうです。

そして、三ツ星(三つの丸)の下に書かれている「一」という文字には、「勝つ」という意味があるといいます。

このことから、この家紋には「戦に勝つ」と言う意味がこめられているそうで、これを「丸に渡辺星」と呼ぶようになったのだということです。

・参考記事
http://gogen-allguide.com/ho/hoshi.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1256353417
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12131486487 他

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