ブラジルの由来・語源 ~国旗・国名からブラジル体操まで~
南米に位置しているブラジルは、とてもパワフルな国民性のイメージがあります。
今回は、ブラジルの地名の由来や、ブラジルに関連したことをまとめてみたいと思います。
ブラジルという国名の由来
ブラジルという場所が発見されたのは、今から約1500年も前の事であり、初めて来航したとされているのはポルトガル人のペードロ・アルヴァレス・カブラルという人なんだそうです。
当初は、大陸の一部分ではなくて島だと思われていたといい、発見した人がポルトガル人だったことから、ヨーロッパ(キリスト教)の特色が強い「ヴェラ・クルス」と名付けられたそうです。
ちなみにヴェラ・クルスとは「真の十字架」という意味になるそうです。
そして、その後すぐ「サンタ・クルス(聖十字架)の地」に改名されたと言われています。
しかし、あまりにもキリスト教的過ぎる名前への反発が次第に起こり始めたといいます。
そこで目を付けたのが、染料に使われていた木だったといい、ヨーロッパで染料に使用されていたブラジルスオウに似た木をこの地で発見したことによって、ポルトガル語で「赤い木」を意味する「ブラジル」を呼び名としたとされています。
ブラジルの国旗の由来
ブラジルの国旗についてですが、緑色は「林業と農業」・黄色は「鉱業」を意味しているといい、この地は資源に恵まれていることがわかります。
また、真ん中にある星座の形ですが、「無血革命」によってブラジルが帝政から共和制になった時刻の「1889年11月15日20時30分」にリオデジャネイロの夜空にあった「こいぬ座・おおいぬ座・りゅうこつ座・おとめ座・うみへび座・南十字星・八分儀座・南のさんかく座・さそり座」が描かれているとのことです。
そして、27個の星についてですが、首都である「ブラジリア」と26の州を表しているのだということです。
そして、真ん中に書かれている文字は「秩序と発展」という意味だといい、この旗は縦には掲揚してはいけないとされているのだといいます。
ブラジル体操という名前の由来について
みなさんは「ブラジル体操」と呼ばれている体操をご存知でしたでしょうか?
この体操は、サッカー選手が練習や試合の前に行っているウォーミングアップの体操なのだそうです。
ブラジル体操は関節をほぐすストレッチだといい、関節の可動範囲を広げることによって、体のコンディションを整えることにもなりますし、怪我の防止にもつながるとされています。
ジョギングをされる方でしたら、走り終えた後にもブラジル体操は効果的だと言われています。
この「ブラジル体操」を日本で最初に取り入れたのは現在のセレッソ大阪の前身である「ヤンマーディーゼルサッカー部」だったそうです。
名前の由来としては、「ブラジルから来た体操だから」や、親会社であるヤンマーディーゼルがブラジルに工場を持っており、「ブラジル流のサッカーを初めて日本に取り入れたヤンマーディーゼルは、ブラジルに工場を持っているから」とも言われているそうですが、定かではないとのことです。
・参考記事
http://www.yuraimemo.com/2796/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%AB
http://www.sarago.co.jp/nfhtm/br.html
https://cs.sonylife.co.jp/lpv/pcms/sca/ct/special/topic/index1406b.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1234342927 他