日本国旗の「由来・歴史」や、「日の丸に上下はある?」「似てるデザインの国は?」などのウンチク話。

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世界中の国ごとに国旗はあり、デザインも様々ですよね。

日本の国旗は赤い日の丸ですが、どこから由来しているのでしょうか??

日本国旗の由来

日本の国旗は白地に赤の「日の丸」ですが、そもそも日の丸は「日の出の太陽」をあらわしているのだといいます。

日本では「太陽」を信仰の対象としており、「紅白」というのは日本の歴史上で「愛と活力の赤」・「神聖と純潔の白」という意味合いを持つ伝統色でもあるそうです。

ちなみに、日の丸のことを法律上では「日章旗」と呼ばれています。

このように、信仰の意味合いを持つ日の丸は、国旗として使われる以前は権力の象徴として使われることが多かったようで、これには天皇による新政が確立されたことが背景にあるようです。

そして、日の丸が日章旗として使われるようになったのは「源平合戦」の結果が影響しているとのことです。

それまでは源氏が白地に赤丸の旗を使用していました。そして、それはもちろん源平合戦でも使用されていましたが、結果としては源氏が勝ち、源氏によって「武家政権」ができるとともに、白地赤丸が伝わっていったのだといいます。

そして、国旗として使用され始めたのは、18世紀末から19世紀にかけてのようで、ロシアの南下政策の警戒のために出させた御用船に日の丸を施した旗を使用したことが始まりのようです。

日本国旗・日の丸に上下はあるのか

一見上下左右が対称に見える日本の国旗ですが、本当のところはそうではないといいます。

上下に関しては対象ですが、左右は微妙に違ってくるといいます。

実のところ日の丸は、旗の中心よりも竿側に100分の1ほど近づけた点を中心として描かれているという事で、左右はほんのすこしだけかわってくるのです。

旗は高く掲げるものであり、風にはためくときに日の丸がほんの少しだけ竿よりにあったほうがより綺麗にみえるということも言われています。

日本の国旗に似てるものや販売について

とてもシンプルな形の日の丸ですが、シンプル故に似たような国旗は他にもあるといいます。

似ている物ではラオス、バングラデシュ、パラオなどがあり、色合いは違えどそれぞれ「円」が旗の真ん中に描かれているといいます。

しかし、白地に赤丸という日本の国旗のデザインはとてもユニークだそうで、明治時代に日本の国旗を初めてみたヨーロッパの方の中には、デザインを買い取りたいという相談もあったぐらいなのだといいます。

そんな日本の国旗ですが、もちろん私たち個人でも購入することは出来ます。

現在では通販などでも販売が行われており、小さいお手頃サイズから掲げるサイズまで色々な種類が選べるという事です。

国の数だけ国旗のデザインはありますが、単純でシンプルな日の丸のデザインにも、かなり古い歴史や意味合いが込められているのですね。

・参考記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%9B%BD%E6%97%97
http://流行速報.com/982.html
http://www.sarago.co.jp/nfhtm/jp.html
http://www.benricho.org/flagworld/samedesign.html#Japan 他

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