寺の由来 ~神呪寺・鈴虫寺・ぼたもち寺・鹿苑寺の由来も併せて~

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日本全国に多々ある「寺」ですが、その由来は仏教ではなかったとされているようです。

では一体何に由来しているのでしょうか?

色々なお寺についてまとめてみようと思います。

「寺」という言葉の由来について

寺といえば「僧侶が修業をするところ」というイメージが強いかと思います。

「寺」という漢字は「土」と「寸」という文字から成り立っており、「寸」という文字には「決まり事・基準」といったような意味があるのだといいます。

ですので、「寺」と呼ばれていた場所は、そもそもは仏教に関連していた場所というわけではなくて、法を守らせるところを表していたとされています。

そして、「人」と「寺」を合わせたものが「侍(サムライ)」となることから、もともと侍は「武士」という意味ではなくて「主君に仕えて役所に出入りする人」のことを意味していたとのことです。

それではいつから寺は、仏教に関連しているというイメージになっていったのでしょうか。

それは、漢の時代にインドで興じた仏教が中国に伝来したときにさかのぼるといいます。

もちろん中国にも「寺」はありましたが、インドから来た僧侶たちが布教活動の拠点を寺にしたといい、仏教が広まっていくと共に「寺=仏教」、すなわち僧侶のいるところというイメージが強くなっていったとされているようです。

色々な寺の名前の由来について

一口に「寺」といっても、その寺には各々名前がついています。

数ある寺の中で、いくつかの寺の名前の由来についてまとめてみたいと思います。

神呪寺(かんのうじ):このお寺は、兵庫県西宮市のシンボルでもあるといい、一見何とも恐ろしい名前に見えますが、名前の由来は「神の寺」にあるとされています。

「神呪」というのは、般若心経にある「神呪(じんしゅ)」という神秘なる呪語という意味だそうで、仏様の言葉である「真言」を意味しているのだといいます。

鈴虫寺(すずむしでら):京都市にある有名なお寺に「鈴虫寺」というお寺がありますが、正式名称は「華厳寺(けごんじ)」というそうです。

沢山のスズムシを四季を通して飼育していることから、通称「鈴虫寺」と呼ばれ、その名前が広く知れ渡っているということのようです。

ぼたもち寺:鎌倉市にある日蓮宗のお寺で、正式な名称は「常栄寺(じょうえいじ)」といい、通称が「ぼたもち寺」と言われているそうです。

その由来としては、1271年に日蓮宗の日蓮上人が、日蓮宗を広めようとした罰として処刑場に連れて行かれる時に、ここに住んでいた桟敷尼という人が「ぼた餅」を捧げたということに由来しているのだということです。

鹿苑寺(ろくおんじ):鹿苑寺は、京都市北区にあるお寺で、建物の内外に金箔を貼った3層の建築物(舎利殿)は金閣、その金閣を含めた寺院全体は金閣寺として知られています。

この「鹿苑寺」という名前の由来ですが、創設者である足利義満の「鹿苑院殿」という法号、すなわち「戒名(かいみょう)」に由来しているとされているそうです。

・参考記事
http://languagesubset.blog.shinobi.jp/%E8%A8%80%E8%91%89/%E3%80%8C%E5%AF%BA%E3%80%8D%E4%BB%8F%E6%95%99%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F-%EF%BC%81
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%91%AA%E5%AF%BA
http://www.suzutera.or.jp/history/
http://homepage3.nifty.com/kamakurakikou/ajyoeiji.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E8%8B%91%E5%AF%BA 他

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