千葉県の由来 ~「蘇我」の地名やサニー千葉の由来も併せて~

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関東地方の南東側で東京都の東隣に位置している千葉県は、平野と丘が多く、海抜500メートル以上の山がない県です。

そんな千葉県の由来についてまとめてみようと思います。

千葉県の由来について

千葉という地名の由来については様々な説がいわれているようです。

まずは、もともとこの地は「茅生(ちぶ)」と呼ばれていたという説で、これは「茅(ちがや)が生い茂る」といったような意味で呼ばれていたとされ、この「ちぶ」という読み方が転じて「ちば」になったのではないかと言われているそうです。

または、似たような意味で「葉が多く重なる」という情景を表して「千葉」という地名になったという説や、地形的に侵食されやすかったり、すでに侵食の激しい地のことを「ちば」と呼んでいたという説、または侵食によって土地が「潰れる」様を「つばゆ」と言っていたことに由来する説などもあるそうです。

しかし、どの説に関してもはっきりとした決定打はないために、詳しくはまだわかっていないということです。

また、「千葉」という苗字は、「千葉」という地名からきているようで、歴史の授業でも勉強するであろう「平安京」を造った桓武天皇の血を引く「桓武平氏」の一族が、房総半島で栄えたことによって出現した苗字だといい、「千葉氏」よりも先に「千葉」という地名がすでにあったということになるそうです。

「蘇我」という地名の由来について

千葉市内には「蘇我」という地名の場所があります。

この地名の由来には、記紀に登場する皇子「ヤマトタケル」に関したちょっと面白い伝説があるそうです。

その昔、ヤマトタケルは奥州平定のために木更津に渡る際、三浦半島から房総を眺めながら「こんな小さな海は飛び上がってでも渡ることが出来るだろう」と言ったそうです。

しかしこの発言が海神(わたつみ)の怒りに触れてしまい、東京湾に船出をして海の中ほどまで来た時に、嵐になり海を渡ることは出来なかったのだといいます。

すると、ヤマトタケルの妻である「弟橘姫(オトタチバナヒメ)」が、「これはきっと海神の仕業です」と言い、自身が身代わりとなって海に入りました。

すると嵐はおさまって、ヤマトタケルは無事に海を渡ることが出来たといい、身代わりとなったオトタチバナヒメは、千葉の海岸に漂着して息を吹き返したのだといいます。

そこで、オトタチバナヒメが「我、蘇り」と言ったことによって、そのあたりを「蘇我」と呼ぶようになったとされているそうです。

「サニー千葉」という名前の由来について

JJサニー千葉」というのは、俳優の千葉真一さんが改名されて付けた芸名です。

この名前の由来というのは、海外での活動の時に使用していた芸名だといい、日本を代表する映画スターの千葉真一さんは、海外の方からは「Sonny Chiba(サニーチバ)」の愛称で親しまれているということのようです。

・参考記事
http://chimei-allguide.com/12/000.html
http://members.jcom.home.ne.jp/bamen/
http://ameblo.jp/sumitakahito/entry-11926833126.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%9F%E4%B8%80 他

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