熊本県の由来 ~火の国、黒髪(地名)、ロアッソ熊本に関する由来も併せて~

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豊かな山々や温泉などに恵まれている熊本県は、旅行者も多い場所です。

そんな熊本県の名前の由来や、熊本に関する様々なことについてまとめてみようと思います。

熊本の県名の由来

熊本という地名は、もともとは「隈本」という漢字で表記されていたといいます。

その由来とされているものとしては、低地と高地の入り組んだ地形を「くま」と呼び、そこに「中心地」という意味である「もと」を組み合わせたという説があります。

また、この他の由来としては「曲がりくねった川(白川)のほとりのことで、『曲(くま)』からきている」というものや、「くまは『崖下』、もとは『湿地』」という意味に由来している」という説もあるということです。

どの説にせよ、地形に由来しているという分部に関しては共通しているのではないでしょうか。

そして、「熊本」という文字に変わった理由としては、「畏」の文字には「おそれる」や「かしこまる」といった意味が含まれているという事で、1607年に加藤清正という人がこの地にお城を建てる際、強そうなお城の名前として「熊」という字を使い、「熊本城」という表記に改めたとされているそうです。

熊本が「火の国」と呼ばれている由来とは

よく「火の国熊本」と表現されることがありますが、これにはいったいどんな由来があるのでしょうか?

もともとは、熊本県を含む九州一帯を「火国」と呼んでいたそうで、それが転じて「肥国」と呼ばれるようになり、さらに地域によって「肥前国」「肥後国」というように線引きされて呼ばれるようになっていったといわれています。

しかし、現在でも「火の国」という表記に限っては熊本県のことを指すとされています。

これは熊本県の周辺に火山が多いことからこう呼ばれているのだということです。

「黒髪」という地名の由来

熊本県には「黒髪」という地名の場所があるそうです。

その由来は結構怖いと言われており、昔の合戦で斬られた死体や首が流れ着きやすい場所だったからだと言われています。

それも「川が黒くなるほどの死体の量」だったとされており、そのことから「黒髪」と呼ばれるようになったのだとされています。

「ロアッソ熊本」のチーム名の由来とは

ロアッソ熊本というのは、熊本県熊本市をホームタウンとしているJリーグに加盟するプロのサッカーチームのことです。

では、この「ロアッソ熊本」というチーム名にはどのような由来があるのでしょうか?

それは熊本県が「火の国熊本」と呼ばれていることに関係しているようです。

イタリア語で「赤」を意味する「ロッソ(ROSSO)」と、「唯一の」や「エース」といった意味の「アッソ(ASSOO)」を組み合わせて「ロアッソ(ROASSO)」としたということで、この名前には「火の国熊本」のイメージが表現されているといいます。

また、エンブレムには「暴れ馬と赤い盾」のデザインがされており、馬が選手、盾はサポーターを表現しているとされているようです。

・参考記事
http://chimei-allguide.com/43/000.html
http://www.k3.dion.ne.jp/~kodaira/sono405.htm
http://matome.naver.jp/odai/2141346567318638201
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%BD%E7%86%8A%E6%9C%AC 他

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