ギリシャの由来 ~国名・国旗やギリシャ神話まで~

korosseoatochi

バルカン半島南端部と沢山の島々からなるギリシャ共和国は、地中海にも面しており、沢山の観光客が訪れる国でもあります。

そんなギリシャの由来や国旗の意味についてなどをまとめてみようと思います。

ギリシャという国名の由来

ギリシャという国名は、どうやらラテン語がなまったものだとされています。

ペロポネソス半島という土地に移住した「高地の人」「名誉の人」という意味を持つグラエキ族(Graecia)という民族の名前が語源とされているようですが、定かではないともされています。

その他の説としては、ギリシャ民族の「祖」とされている自称エラス(Ellas)という「女神ヘレン」の名前に由来しているのではないかというものもあるようです。

ギリシャの国旗の由来

現在のギリシャの国旗は青地に白の十字と白の横縞線が描かれたものになっています。

この十字は、ギリシャ正教への信仰の象徴とされており、それと同時に1821年のトルコからの独立闘争の際に、ゲルマノス総大主教が青地に白十字をかかげたことに由来していると言われています。

また、青と白の線は「自由か、死か」という意味合いも込められてるそうです。

現在の青地に白十字は「海の旗」と呼ばれており、ギリシャには白地に青十字の「陸の旗」もあるのだそうです。

ギリシャ神話に由来するものの名前とは

ギリシャには、長い歴史の中で「ギリシャ神話」といわれている文化が栄えた黄金時代があったとされています。

古代ギリシャの哲学や思想だけではなくて、宗教や世界観であったり、キリスト教神学の成立の大元になるなど、人類の発達に多大な影響を与えた存在となっています。

その証に、ギリシャ神話に由来している言葉というものが世界中で今も使われており、それは日本においても例外ではありません。

沢山ある中で、いくつかピックアップしてみたいと思います。

ネクター:ネクターといえば甘くて濃い果汁混合飲料ですが、これはギリシャ神話に登場するオリュンポスの神々の飲み物とされている「ネクタル」からきているそうです。

パニック:突然の出来事に驚く様を「パニック」と表現しますが、これは牧神「パン」が山の中に突然現れては旅人たちを驚かすことを楽しみにしていたという話しに由来した言葉だとされています。

・ミュージックやミュージアム:ギリシャ神話における「芸術の女神」であるミューズの名にちなんでつけられたとされています。

サイレン:警告音というような意味合いを持つサイレンという言葉は、歌声で人々を惑わせて船を難破させてしまうという、ギリシャ神話に登場する「セイレーン」という海の怪物の名前からきているとされています。

このように私たちが普段何気なく使用している言葉の中には、ギリシャ神話に由来したものが数多く存在しています。

今もなおこういった言葉が使われていることから、ギリシャ神話の影響力の凄さというものがひしひしと伝わってくるのではないでしょうか。

・参考記事
http://homepage2.nifty.com/osiete/kokumei-kagyo.htm
http://www.sarago.co.jp/nfhtm/gr.html
http://www.asahi-net.or.jp/~yq3t-hruc/flag_KI_Greece.html
http://matome.naver.jp/odai/2133424268153598401 他

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ