岐阜県の由来 ~尻毛という地名や「モレラ岐阜」の由来も併せて~
岐阜県は、日本の中央に位置している内陸県です。
そんな岐阜県の名前の由来や岐阜に関する様々な事をまとめてみようと思います。
岐阜県の由来
岐阜県はその昔「井口(いのくち)」と呼ばれていたそうです。
1567年に、当時「井口城」や「稲葉山城」などと呼ばれていたお城を、織田信長が攻め、落城させました。
その後、1575年に「岐阜城」と名前を変えたということですが、これは織田信長が命名したという説や、沢彦宗恩という尾張にある政秀寺というお寺の僧侶が命名したという説もあるのだということです。
そして肝心の「岐阜」という名前の由来ですが、こちらにも複数由来があるとされています。
まず一つ目は「岐山」「岐陽」「岐阜」などといった、中国で縁起の良い地名とされるものから選定したという説です。
また、「岐阜陽」という言葉が中国にはあったといい、「岐」が「枝状に分かれた細い道」、「阜」が「丘陵」、「陽」が「川の北側」といった意味をそれぞれ持っていたといい、これに岐阜の土地柄を照らし合わせて命名したのではないかともされているそうです。
そして、その後の歴史の中で「廃藩置県」が行われ、県庁があったこの土地名をそのまま県名としたと言われています。
「尻毛」という地名の由来
岐阜県には「尻毛」と書いて「しっけ」と読む地名があります。
この一見変わった地名ですが、由来はどこにあるのでしょうか?
この付近は伊自良川(いじらがわ)の氾濫原であるということで、「しっけ」というのは「湿地」という意味なんだそうです。
また、「尻」というのは「一帯を代表するエリア」という意味もあるのだそうですが、昭和15年には尻毛は岐阜市に編入されているそうです。
駅名も「尻毛」というそうで、鉄道ファンの間では有名な駅名だと言われています。
モレラ岐阜の由来について
みなさんは「モレラ岐阜」という名前を聞いたことはありますか?
地元の方なら間違いなく知っていらっしゃるでしょうが、「モレラ岐阜」というのは岐阜県にある日本国内最大級のショッピングモールだといわれています。
そんなモレラ岐阜は「地域活性化成功型事業」の模範であるともされており、関心度や注目度は高いとされているようです。
そして、地方にありながらも、国内ナンバー1の規模を誇っているのだそうで、店舗数はショップや飲食店、映画館を合わせて約240店舗もあるとされています。
さて、気になる「モレラ岐阜」の名前の由来というのは一体どこにあるのでしょうか?
それは、大型ショッピングモールの「MALL」と、時代と言う意味にかけた「era」という二つの意味の言葉からきているとされているようです。
「モール」と「エラ」が合わさって「モエラ」。それをもじって「モレラ」という名前になったとされています。
その名前の通り、モレラ岐阜には「最先端の情報発信基地として、これからはモールが地域を活性化し、輝かせる存在となるように」という願いが込められているのだそうです。
・参考記事
http://chimei-allguide.com/21/000.html
http://fly-up-fairy.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_db52.html
http://www.myau55myau.com/moreragifu/ 他