歌舞伎の由来 ~梨園・屋号・歌舞伎揚げなど周辺の言葉の由来も併せて~

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日本の伝統芸能である歌舞伎は、古い歴史をもっており、私たち日本人は古くから歌舞伎を楽しんできたと言われています。

そんな歌舞伎の由来や、歌舞伎に関する色々なことの由来をまとめてみようと思います。

歌舞伎の由来

歌舞伎というのは、もともとは「歌舞妓」や「歌舞妃」という文字で表されていたそうで、歌や舞をする女性という意味からきていると言われていました。

現在の「歌舞伎」という文字になったのは、明治以降になってからなんだそうです。

歌舞伎の語源は「傾く(かぶく)」という言葉にあるとされており、これは舞の時に頭を傾けることから「常識外れ」や「異様な風体」といったような意味合いがあったとされています。

そして、この様な舞や色めいた振る舞いをする人たちのことを「かぶき者」と呼ぶようになったといい、美意識を示す言葉として一般的に流行していき、この言葉は広く知れ渡っていったのだそうです。

ですので、もともとは「舞台」ではなく「個人」に対して言うような言葉でした。

これが現在の意味としての「歌舞伎」になったのは17世紀の初頭に「出雲の巫女『出雲阿国(いずものおくに)』」と呼ばれる女性の踊りがこれまでにはない派手な風俗を取り入れたものだったことから、「かぶき踊り」といったことに由来しているのだそうです。

歌舞伎に関連する言葉

現在、歌舞伎に関連する言葉はいくつかありますが、その中でも私たちがよく耳にするであろう言葉の由来についてまとめてみようと思います。

梨園(りえん):この言葉は、昔の中国に由来しているとされています。

それは唐の時代の話し。音楽の愛好家で自ら舞楽を教えていた玄宗皇帝が、その教えの場所に梨(なし)が多く植えられていたことから、音楽や舞台を学ぶ人たちを「梨園の弟子」と呼ぶようになったといいます。

これがきっかけで、日本で歌舞伎の世界が成立した時に「梨園」という言葉も定着したとされています。

屋号(やごう):歌舞伎の業界では、芝居の最中のここぞという時に「いよっ!〇〇屋!」と観客が屋号を言うのですが、この屋号と言うのは、家ごとの出身地や副業の芝居小屋の名前に由来して決まったものだといい、これが代々受け継がれているのだといいます。

歌舞伎揚げ:ご存知の方もたくさんいらっしゃる「歌舞伎揚げ」というお菓子ですが、なぜ名前に「歌舞伎」とついているのでしょうか。

それは、おせんべいと言うお菓子が日本独自のお菓子であり、私たちの食生活を潤してくれるものだったからです。

そんな日本古来の食文化と、これもまた日本で古来から慣れ親しまれてきた歌舞伎の素晴らしさの両方を伝えようということで、このお菓子に「歌舞伎揚げ」という名前をつけたのだといいます。

そして、もともと歌舞伎揚げは、歌舞伎の家紋がはっきりと見て取れる形のおせんべいだったという理由もあるそうです。

・参考記事
http://gogen-allguide.com/ka/kabuki.html
http://gogen-allguide.com/ri/rien.html
http://chigatagi.sakura.ne.jp/radio/gt-38.html
http://www.e-amanoya.co.jp/products/ 他

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