犬の由来は見た目か鳴き声か?「ポチ」や「ペス」にも意外な語源が。
世界各国それぞれに様々な種類の犬がペットとして飼われています。
犬と人間の付き合いというのは昔からあるというのですが、なぜ「犬」とよばれるようになったのでしょうか?
犬に関する色々な由来をまとめてみようと思います。
犬の由来
犬はその昔、日本でいう縄文時代の頃から「家畜」として扱われていたのですが、その従順さからどんどん関係が親密になり、最近では「犬はペットではなくてパートナーだ」という考え方の人たちもいらっしゃいます。
そんな犬の語源には諸説あるのだそうです。
一つ目は「人間の家で寝る」といった情景から古文の「寝ぬる(イヌル)」が語源になっているという説です。
二つ目は、犬は威嚇する時に唸りますが、その「唸る」が「イナル」になり、それが犬に変形したという説です。
他にも、犬の鳴き声が「クエンクエン」と聞こえたという事から「ケン」が転じて犬になったとも言われているそうですが、江戸時代以前の犬の鳴き声の表記が「ビョウビョウ」とされていたらしく、これはあまり有力ではないとされているようです。
また、犬という漢字の由来は「犬を縦に見た時の見た目や、輪郭の特徴」から出来た象形文字だということです。
色々な犬の名前について
皆さんは犬を飼われていますか?もし飼っていらっしゃるのであれば、なんというお名前を付けているのでしょうか。
人間同様、その時の流行の名前などがあると思いますが、「ポチ」と「ペス」という名前は、日本において昔からよくつけられていた名前の代表格ではないでしょうか。
まず「ポチ」という名前の由来ですが、フランス語の「ptit(プチ)」からきているとされています。
プチトマトなどのように「小さい・可愛い」と言った意味合いの言葉だといいます。
明治時代に日本に犬を連れてきた西洋人が、自分の愛犬を「プチ」と呼んでいたのが「ポチ」と聞こえ、そこからひろまっていったのではないかと言われています。
そして、ポチとともに多い名前であろう「ペス」ですが、これはチェコ語で「犬」という意味なのだそうです。
日本に西洋の文化が入ってくるとともに、犬の名前も「ハイカラ」なものがブームになったのかもしれませんね。
犬由来の乳酸菌とは?
近年、ペットとして飼われている犬は飼い主と同じ食べ物を与えられたり、排気ガスや花粉の増加に伴って人間と同じような病気(アレルギー症・アトピー・ストレスなど)を患ってしまうことが増えているのだといいます。
ですので、獣医というものはますます身近な存在になっているのですが、こういった体の弱い犬の体質改善のためのサプリメントなども開発されているそうです。
その中の一つに、イヌ由来の腸内細菌を配合した乳酸菌サプリメントがあるといいます。
これを摂取させることで、免疫力を高めて病気にかかりにくく、ストレスを溜めにくい体質に改善させていこうというものだといいます。
こういった商品がどんどん世の中に出回っているという事は、犬はますます私たち人間と深い関係になっていってるということではないでしょうか。
・参考記事
http://gogen-allguide.com/i/inu.html
http://kanji-roots.blogspot.jp/2013/04/blog-post_23.html
http://www.dogmark.net/dmnjapan/inumono/inumono02.html
http://www.wanpaku-net.com/pet/probiopet.htm 他