イタリアの由来・語源 ~国名・国旗に、姓やスペイン広場のことまで~
おしゃれな街並みや美味しい食べ物が沢山あるイタリアは、一度は行ってみたい場所ですよね。
そんなイタリアの国名の由来などをまとめてみようと思います。
イタリアという名前の由来
今では行ってみたい海外の上位に名前が入ってくるであろうイタリアは、その昔はどこまでも続いているような田園風景だったそうです。
その土地では牛を沢山飼育していたそうで、その中にはもちろん可愛らしい仔牛も沢山いました。
ギリシャが勢力を持っていた頃に、現在のカラブリア地方に当たるイタリア半島の南部にギリシャの兵が侵略してきたのだといいます。
そこでギリシャの兵は豊かな田園風景と沢山の牛、可愛い仔牛を見て、この地を「イタリア」と名付けることにしたそうです。
ギリシャ語で仔牛を「イタロス」、そして「イタロスが遊ぶ国(仔牛が放牧されている風景)」という意味の言葉である「イタリア」という名前になったのだといいます。
そして、現在の正式名称は「イタリア共和国」と定められています。
イタリアの国旗の由来
イタリアの国旗は左から緑・白・赤の3色をしていますが、これはフランスの国旗のデザインを参考にしたそうです。
そして、各色にはそれぞれ意味が込められているといいます。
緑は「美しい国土」、白は「雪」、赤は「愛国の情熱」を表しているのだそうです。
ピッツァ・マルゲリータ(バジル・チーズ・トマトソースのピザ)は、この国旗の色合いからつくられたとされています。
ちなみにイタリアだけではなくてヨーロッパの国は三色の色合いの国旗が多いそうで、やはりどこもフランスを参考にしているのだということです。
スペイン広場の由来
イタリアの有名なスポットのひとつとして「スペイン広場」という場所があります。
映画「ローマの休日」でも登場する場所で、印象に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、イタリアなのになぜスペインという名前の付いた広場があるのかすこし疑問に思いますよね。
それはどうやら、この広場の近くにスペインの大使館があったからなのだといいます。
ここまで世界的に有名な観光地になることも想定内で「スペイン広場」と名付けたのでしょうか?
素敵な風景と同じくらいかそれ以上に名前も印象に残るスポットですね。
イタリア人に多い姓の由来
日本人の苗字の現在の1位が佐藤さんというように、イタリアにも多い苗字というものがあるといいます。
それは「Rossi(ロッシ)」という苗字だそうです。
このロッシという苗字は「赤い色」という意味を持つのだといいます。
他にも「モーリ(褐色の)」「ビアンコ・ビアンキ(白色)といったように、イタリアの人たちの苗字に多く見られるのは色に由来したものなんだそうです。
・参考記事
http://homepage2.nifty.com/osiete/kokumei-agyo.htm
http://lance3.net/yurai/z044.html
http://www.madameriri.com/2015/03/27/%E3%80%90%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E5%9B%BD%E5%88%A5%E3%80%91%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%82%E3%82%8B%E8%8B%97%E5%AD%97%E3%83%BB%E5%90%8D%E5%AD%97%E3%81%AE%E7%94%B1%E6%9D%A5%E3%81%A8/
http://www.expedia.co.jp/Spanish-Steps-Rome.d6074138.Place-To-Visit 他