石川の由来 ~苗字(名字)でも地名でも~
地名としても名字としても使用されている「石川」ですが、それぞれどういった由来を持った言葉なのでしょうか?
その両方をまとめてみようと思います。
石川県の由来について
石川県という名前は、その名の通り「石の川」からきているのだといいます。
昔から、県内に流れる川には大小の様々な石がごろごろ転がっていることに由来しているようです。
県最大の「手取川」は、上流から沢山の石を流すことから「石川」と呼ばれていたそうです。
そして、この川はしょっちゅう氾濫を起こして、土砂や砂利が氾濫した水とともに流れてきたのだとも言われています。
ですので、自然と手取川の周辺の土地も石川と呼ばれていったのだといいます。
そして、県として成立した時に、県庁所在地が「石川郡」と呼ばれていた土地にあったことから、そのまま県名として採用されたのだということです。
石川という苗字(名字)について
昔、苗字を持っている人は権力のある限られた人で、その人の出身地の名前などを苗字に取り入れることが多かったのだといいます。
石川という苗字も例外ではありません。
その昔、権力を持っていた曽我入鹿の従兄弟である倉山田石川麻呂という人物が、「河内国石川郡」を拠点としたときに石川の姓を名乗った(称した)のだそうです。
そこから、本人だけではなくその子孫も代々石川の姓を継ぎ、様々な活躍をしていく上で子孫たちが各地に赴くにつれて、徐々に石川という姓が全国に広がっていったのだという事です。
ですので、石川という県名(土地名)も石川という苗字も、さかのぼると元の由来は一緒だということになるでしょう。
石川正則選手が「カツオ」と呼ばれているのはなぜなのか
現役のプロ野球選手である石川正則さんは、1980年1月22日生まれで、出身は秋田県秋田市だそうです。
2001年にプロ野球界に入り、ヤクルトスワローズに投手として入団され、そこから今もなお活躍されていらっしゃいます。
そんな石川正則さんのニックネームが「カツオ」というらしいのですが、これは一体どこからきているのでしょうか?
その由来は、皆さんお馴染であろう国民的アニメである「サザエさん」に登場する磯野カツオにあるのだといいます。
アニメの中でもよく友達と野球の練習をしているカツオと、石川正則さんの見た目が似ているという理由で、他の野球選手からつけられたニックネームなのだそうで、これは本人も気に入っていらっしゃるそうです。
また、野球ファンの方たちの間では有名だという「時速80キロ〜90キロの大きく曲がるカーブ」を投げるといい、キャッチャーが素手でキャッチしたことで知られています。
これを自身のあだ名から「カツオカーブ」と命名しているのだといいます。
また、その他にもカーブという名前の理由として「海の鰹も時速80キロぐらいの速さで泳ぐから」というものもあるのだそうです。
・参考記事
http://chimei-allguide.com/17/000.html
http://www.geocities.jp/mori_tadaoki/theme034.html
http://www.harimaya.com/o_kamon1/seisi/21-30/isikawa.html
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E9%9B%85%E8%A6%8F 他