「名古屋市」の地名の由来や名物「台湾ラーメン」の謎に迫る
愛知県の中心と言える名古屋市ですが、一体どこから「名古屋」という地名がついたのでしょうか。
また、名古屋に関する名前の由来もまとめてみました。
名古屋市という地名の由来
名古屋市が成立したのは明治22年の頃だといいます。
名古屋という地名は、そもそも平安時代末期の「那古野荘」という荘園の名前からきているのではないかと言われているようです。
それが、江戸時代の頃には「名古屋」という文字と「名護屋」という文字が併用されていたのだといいます。
その後、元は「尾張藩」が明治2年に「名古屋藩」に改名したそうで、名護屋という文字は使われなくなったのだそうです。
この他にも、気候や風土が和やかな地域ということから「なごや」という地名になったという説など諸説あるようで、どれが正しいのかは今のところ定かではないといいます。
「名古屋撃ち」の由来
皆さんは「インベーダーゲーム」をご存知でしょうか。
昔大流行し社会現象にまでなったテーブルゲームで、喫茶店などにあったものです。
どんどん迫ってくる敵キャラ(インベーダー)を撃ち落とすというとてもシンプルなゲームで、冬至はハマった人も大勢いらっしゃいました。
しかし、シンプルが故に攻略がとても難しかったそうで、色々な技が開発されたといい、その中の一つに「名古屋撃ち」というものがあったようです。
この名古屋撃ちというのは、大量のインベーダーが自分のところギリギリに来るまでまったく攻撃せずに引き寄せます。
そして、スレスレの距離のところまで来たときに一斉に攻撃して倒すという技です。至近距離まで来た時には敵はまったく攻撃をしてこないという現象を利用した技でした。
そしてこの名前の由来は、この技が名古屋で開発されたものだからだとされていますが、いつ・誰が開発したのかなどは情報は一切ないとのことです。
となりの怪物くんに出てきた「名古屋」という名前の鶏について
となりの怪物くんというアニメに出てくるペットの鶏の名前が「名古屋」ということなんですが、ペットの名前にしては少し変わっているように思います。
なぜ、名古屋という名前を付けているのか、その由来が気になる方もいらっしゃるようですが、どうやらこれは「名古屋コーチン」という鶏の種類に由来しているということです。
しかし何故か、となりの怪物くんに出てくる「名古屋」は名古屋コーチンではないそうです。
名古屋名物「台湾ラーメン」について
名古屋のご当地グルメといえば「きし麺」や「味噌カツ」といったイメージですが、「台湾ラーメン」というものもあるのはご存知でしたでしょうか。
この「台湾ラーメン」は、台湾ではなくて名古屋が発祥の地だといいます。
その名前にはいったいどういった由来が隠されているのでしょうか?
調べてみた所、それは料理にちなんでというわけではなくて「これを作ったお店の店長さんが台湾人だったから」というなんとも単純な理由なんだそうです。
台湾ラーメンは香辛料の辛さが特徴的なラーメンで、辛いんですが一口食べると病みつきになるそうですよ。
「中華料理であるラーメンを名古屋に住む台湾人のお店で開発された」という、なんともややこしい由来ですが、興味がある方は是非とも一度台湾ラーメンを食べてみてはいかがでしょうか。
・参考記事
http://chimei-allguide.com/23/100.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/616057.html
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%AE%E6%80%AA%E7%89%A9%E3%81%8F%E3%82%93
http://phototro.com/taiwanramen-yurai-344 他