ゆず湯の由来と冬至にかぼちゃのワケ。

yuzu

寒い冬至の日に、昔からゆず湯に入ったりかぼちゃを食べたりという風習がありますよね。

この風習にはどんな意味が込められているのかをまとめてみようと思います。

ゆず湯の由来

ゆず(柚子)というのは、その名の通り「柚」という植物の実(子)です。

柚子にはビタミンCが入っていますのでお肌もすべすべになりますし、血行促進の効果がありますので冷え性にも効き目もあります。

まさに、寒い日にゆず湯に浸かることは理にかなったことなのですが、なぜゆず湯に入るようになったのでしょうか?

昔は、毎日のようにお風呂に入るという習慣がなかったといい、お湯に浸かることは禊という風習だったそうです。

禊によって運を呼び込もうという考え方なのですが、運を呼び込むには「邪気」を追い払わなければなりません。

そのために、香りの強いゆずをお湯に浮かべて、その香りで邪気を追い払い体を清めようとしていたといいます。

冬至というのは一年で一番太陽の位置が低くなる日の事で、世界的には「太陽が生まれ変わる日」とされているようです。

日本では「1年間の区切りの日」と考えていたので、これからの1年間も運が良くなりますように冬至の日にゆず湯に入っていたのだとされています。

また、昔の人は「冬至と湯治」「ゆずは融通がきくのゆず」と言った感じで、ごろ合わせを楽しんでいたとも言われています。

冬至にかぼちゃを食べる理由

かぼちゃといえば夏野菜ですが、なぜ旬でもない冬至の日に食べられていたのでしょうか。

かぼちゃはビタミンB群やベータカロチンなど、栄養素が豊富な野菜です。

風邪予防などに効くという事でとても重宝された食べ物だったといいます。

昔は冷蔵庫なんてなかったので、かぼちゃは数少ない保存食としても大切にされていたのだそうです。

また、昔は当時の日に「「運が良くなるように」と、「ん」のつく物を食べていたといい、これを「運盛り」というそうです。

特に食べられたいたものは「れんこん・だいこん・にんじん・ぎんなん」などで、言葉の中に2つの「ん」が入っていたものを好んでいたと言われています。

かぼちゃは、「南瓜(なんきん)」と呼ばれており、元は南の方から入ってきた野菜でした。

そういったことから「夏や南は陽の気を持つもの」という意味で、夏の時期から大切に保存してき、当時の日に食べていたのだとされています。

こちらも、栄養満点で風邪予防になりますので、理に適っていたのではないでしょうか。

ゆずの「所沢」という曲

ゆずはゆずでもミュージシャンの「ゆず」ですが、ファンの方たちの間では「所沢」という曲は有名なのではないでしょうか。

この曲はもともとゆずのお二人が路上時代の時に歌っていたものだといいます。

この曲名には何か意味があるのかと思う方もいらっしゃる方がいるかもしれませんが、意味は特にないということです。

ご本人たちが「意味はない」と言っているとのことですから間違いはないでしょう。

・参考記事
http://sk-imedia.com/touji-3587.html
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n139486
http://richlife100.com/1249.html
http://www.senha-yuzu.jp/special/shinsekai_hikare/interview03.html 他

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