ロシアの国旗や国名の由来と白ロシアの語源ついても。
ロシア(ロシア連邦)は、ユーラシア大陸の北部に位置している国で、国の面積は何と世界最大なのだそうです。
ですので、居住地域は地球上の8分の1をも占めているというとても大きな国なんです。
今回は、そんなロシアについてまとめてみようと思います。
ロシアという国名の由来について
「ロシア」という発音は、日本で一般的に使われているものであって、通称は「ラスィーヤ」なのだといいます。
この「ラスィーヤ」というのは、ギリシャ語の「ロシーア」に由来するとされているそうです。
しかし、この国はもともとは「ルーシ」という国号だったそうで、この国名は時代を経て受け継がれていたそうです。
そのうちに、モスクワ大公国が発展していき、その発展とともにヨーロッパの一員として認められるようになっていったといい、そのことからギリシャ語の影響を強く受け、「ラスィーヤ」となったということです。
それでは、もともとの「ルーシ」という国名は一体どのような由来があるのでしょうか。
それはどうやら「スウェーデン人」の事を指しているのではないかとされているそうです。
現在ロシアと言われている国は、そもそもは東部ノルマン人であるスウェーデン人たちが進出して国を作ったと言われています。
その、ロシアを建国した人たちの事を「ルーシ」と呼んでいて、それが国名として使われていたのではないかと言う説のようですが、はっきりとは断定できていないという事です。
ロシアの国旗の由来について
ロシアの国旗は上から「白・青・赤」の3色で構成されています。
この3色の構成をスラブ三原色と言うのだそうです。
そして、それぞれの色にはそれぞれの意味があります。
まず一番上の白色ですが、これは「高貴と率直の白ロシア人」を表しています。
そして真ん中の青色は「名誉と純潔性の小ロシア人」を表しています。
最後に、一番下の赤色は「勇気・戦争で国のために流した血」を表しています。
このように、ロシアの国旗にはロシアの国民性や勇敢な人々によってつくられた国だというような意味が込められているということです。
ちなみに小ロシア人というのはウクライナ人のことを指す呼び方だそうです。
白ロシアという呼び名の由来について
日本でいう「白ロシア」とは、ベラルーシの事を指す言葉です。
なぜ、このように呼ばれるのかというと、「ベラ」というのは「白い」という意味で、ルーシは先ほども述べたようにロシアを建国した人たちのことを指しています。
かつてこのあたりにとても肌が白い人々の国があったので、このように呼ばれるようになったのではないかといわれているのだそうです。
日本で「白ロシア」と呼ばれるようになったのは、このあたりの国が17世紀頃にロシアの支配下に入り、その際に「ベロルシア」と名付けられたことから、日本語で訳し「白ロシア」と呼ばれていたからなのだといいます。
・参考記事
http://www.geocities.jp/aydahn42df5/country-name.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1248463072
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q137601973
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1479226084 他