「子」の由来・意味

child

皆様にはお子さんはいらっしゃいますか?

可愛い子供たちですが、なぜ「子」と言われているかをふと考えたことはありませんでしょうか?

今回は、そんな「子」についてまとめてみたいと思います。

子の意味とは

「子」という言葉を聞いて、まず思い浮かべるのは「子供」だと思います。

しかし「子」という文字の読み方である「」と「」の違いで、その意味は異なってくるというのをご存知でしたでしょうか?

まず「こ」というのは、日本語におい様々なシーンで使用されています。

例えば、踊り子などといった、特に女性のする動作や仕事を指すときにも使われていますし、売り子や振り子などといった仕事や物の意味を表す場合にも使用されています。

その他にも、江戸っ子などといったその場所や時代に生まれた人を指すときや、女性の名前に多く使用されたりもしています。

そして「し」という読み方の場合ですが、子どもでも特に男の子の事を指す時に使用されたり、または学徳のある人に対する敬称として使われる言葉なんだそうです。

子の由来について

上記のように様々なシーンで使われている「子」という言葉ですが、そもそもはどのような由来があるのでしょうか。

子というのは、「細小」という意味、すなわち「こまかい」という意味から来ているという説や、「」という言葉に由来するという説、または胎内で凝りて(同質のものが寄り固まって)赤ちゃんとなることから、「凝る」という言葉の意味に由来するなどと言った説があると言われています。

しかし現段階では、「小」という言葉に由来するという説が強いのではないかとされているとのことです。

干支の子の由来について

十二支の中の一番最初に「ね」がきますよね。

これを漢字で表すと「」と書くのですが、これは一体なぜなのでしょうか?

干支において「子」というのは本来は「し」と読むのだそうで、これは植物が子孫を増やすために成長し始める「孳(し)」という言葉に由来しているのだそうです。

そして、これがねずみとなったのは、十二支を庶民に浸透させるために、十二支にそれぞれ動物の名前を当てたからだとされています。

なぜ、ねずみが一番最初の干支になったのかというと、神様が十二支を決める時に、門前に一番にたどり着いたのは実は牛だったのですが、そのうしの背中に乗っていたねずみがぴょんと飛び降り、ねずみが一番となったからだという話しがあるそうです。

ジャイ子の名前の由来

みんなが知っているであろうドラえもんに出てくる、ガキ大将のジャイアン。

そのジャイアンには妹がいて、名前が「ジャイ子」というのはご存知でしたでしょうか?

なぜジャイ子になったのかというと、いじめっ子の妹にちゃんとした名前を付けたら、その子と同じ名前を付けられた女の子がからかわれてしまうかもしれないという作者の考えで、あえてジャイアンの妹だからジャイ子という安易な名前のままにしたと言われているそうです。

如何でしたでしょうか。世の中には「~子」とつく単語が数多く存在しています。その由来について色々と調べてみるのも面白いかもしれませんよ。

・参考記事
http://gogen-allguide.com/ko/ko.html
http://kobun.weblio.jp/content/%E5%AD%90
http://gogen-allguide.com/ne/ne_eto.html
http://qualityoflife123.seesaa.net/article/179874463.html 他

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