手の由来 ~「十手」「手亡豆」などの由来も併せて~

babyhand

手とは私たち人間の体の一部であり、手を使って様々な行動を起こすことが出来ます。

また、時には動物の前脚の部分の事を「手」と呼ぶことがありますが、この言葉にはどのような由来があるのでしょうか。

また、手という言葉の付く色々なものの由来についても調べてみました。

手という言葉や漢字の由来について

言葉の由来の前に、まずは「手」というのはどの部分を言うのでしょうか。

「手」というのは、人の身体の肩から出ている部分のことを言い、その中で手のひらや手首などといった細かい名前に別れているということです。

言葉の由来については様々言われており、「取・執(とり)」や「(いで)」「食得(たべえ)」「(とらえ)」「(はて)」の言葉が転じて言われるようになったとのことです。

これらの言葉をよく見てみると、全て何かを自分の物にする(取得する)といったような意味合いの漢字だとは思いませんか?

「手」という文字は、「て」の他にも「しゅ」という読み方があります。

この「しゅ」という音が「取・執(しゅ)」に通ずるからだというのが由来だそうです。

そして「手」という漢字の由来についてですが、五本の指を開いて物を掴もうとしている様を描いたところにあるとされています。

「手」がつく言葉の由来について

私たちの周りには「手」という文字のつく様々な言葉が存在しています。

いくつかピックアップして、それらの由来についてまとめてみようと思います。

十手

十手(じって)というのは、日本の武器や捕具の中の一つで、30㎝から1mぐらいの打ち伸ばした金属を木でできた棒に付けたもののことをいいます。

その機能は様々で、防御に用いたり、相手を突くなどの攻撃に用いたり、犯人の関節を極めるなどの柔術にも使えるという事で、十本の手に匹敵するような働きをすることから「十手」という名前がつけられたということです。

手亡豆

手亡(てぼう)という言葉を聞いたことはありますか?

手亡豆というのは、白い皮を持ついんげんまめの一種なのだといいます。

名前の由来ですが、本来いんげんまめを育てる際に用いられる手竹(てだけ)という支柱を使用せずとも育てられるというところからきていると言われています。

手締め

何かの式典やお祭りなどがお開きになるときに、「皆さんお手を拝借」という掛け声の後に、手を叩いてお開きにする風習が日本にはありますよね。

これを「手締め(てじめ)」と言います。

手締めの風習の由来については、古事記の国譲り神話に登場するとされています。

その話と言うのは

「天照大神から出雲の国を譲るように言われた大国主命(おおくにぬしのみこと)という人が長男である事大主神(ことしろのみこと)に返事を求めました。すると事大主神は拍手を打って承知しました。」

これが「拍手を打つ⇒手を打つ」すなわち、手締めとなったそうです。

このことから、手締めというのは「物事がうまくまとまった」という意味を持っているのだということです。

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