三重の由来 ~鈴鹿や津などの地名も併せて~

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三重県は、日本最大の半島である紀伊半島の東側に位置している県です。

今回は、そんな三重県の由来や、三重県に関することの由来につてまとめてみたいと思います。

三重という県名の由来について

三重という県名は、もともと明治5年から7年に県庁所在地のあった「三重郡」に由来しているそうで、この「三重郡」というのは今の四日市の郡名だったのだといいます。

そして、三重という名前は、もともとは鈴鹿川という川の水辺(みずべ)からきているとされているという説があるそうです。

その他の説としては、「古事記に書かれているもの」に由来しているというものもあります。

それはどういうものかというと、その昔日本武尊(やまとたけるのみこと)がこの地に着いた際に、「足が三重に曲がるほど疲れた」ということから三重という地名になったというものです。

しかし、一般的には地名というのはその土地の地形などに由来していることが多いので、この「古事記に書かれているものに由来している説」というのは当てはまらないのではないかという声もあるのだということです。

鈴鹿という地名の由来について

鈴鹿は、三重県の北部に位置する地域で、一般的には鈴鹿市と四日市市の一部を鈴鹿とするとされています。

その地名の由来として言われているものは、吉野から美濃へ向かっていた大海人皇子(後に天武天皇となる)が、水量が増えた川を渡ろうとした時に、鹿に鈴をつけて渡ったからという説があるのだといいます。

しかし、現在ではスズタケという植物の育成地であることが地名の由来ではないかという説が有力視されているということですので、地名の由来についてははっきりとした定説はないということになります。

白子本町という地名の由来について

白子本町というのは、鈴鹿市の中にある地名です。

よく、白子の部分を「しらこ」と読み間違えられるそうなのですが、正式には「しろこ」と読むのが正しい読み方です。

この周辺の土地は、元々は「白子町」という町名だったのですが、1978年の11月1日に白子町が分割されたといい、白子本町はその時に誕生した町名だといいます。

そして、そもそも「白子」という地名の由来ですが、白貝・白魚という言葉が訛ったという説が有力視されているのだといい、地図からもわかるように、ここが海沿いの町だということが伝わる地名となっています。

津という地名の由来について

三重県の中でもよく聞く地名に、津市というところがありますよね。

よく、滋賀県の大津市と名前が似ているといわれますが、由来は全く別物となっています。

津という地名の場所は、もともと安濃郡地方の港らへんに位置していたといいます。

そして、津という言葉は今でいう「」を表していた言葉で、その当時は安濃津(あのつ)という地名があったのだといいます。

そこから、津という地名が現在にまで残っていることが由来だとされているようです。

・参考記事
http://chimei-allguide.com/24/000.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E9%B9%BF
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%AD%90%E6%9C%AC%E7%94%BA
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q121475642 他

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