山形の由来 ~「モンテディオ山形」などの話題も併せて~

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東北地方の南西部に位置し、日本海に面している山形県は、さくらんぼや芋煮などで有名ですよね。

今回は、そんな山形に関する由来についてまとめてみようと思います。

山形という県名の由来について

山形というのは、もともとは山の方(山のある方角)という意味だったそうで、「形」というのは当て字なのではないかと言われています。

「山形」というのは近世の城下町の名前で、県庁所在地でもあったことから明治4年頃に県名として制定されたと言われています。

モンテディオ山形という名前の由来について

モンテディオ山形というのは、山形県に在籍しているサッカーチームの名称で、正式には「MONTEDIO」と表記されています。

このチーム名の由来ですが「MONTEDIO」は「MONTE」と「DIO」というイタリア語の2つの単語を組み合わせた造語だと言います。

MONTE(モンテ)というのは「」を意味する単語で、DIO(ディオ)というのは「」という言葉を意味しているといい、この造語は「山の神」という意味が込められているのだそうです。

この「山の神」というのは、山形県を代表する霊山である「出羽三山」という月山・湯殿山・羽黒山にちなんでいるといいます。

また、MONTEDIOというのはこのような「神秘の郷 山形」という意味だけではなくて、山の山頂、つまりはサッカーの頂点を目指して戦うチームでありたいという希望が込められているのだそうです。

ちなみにこのチーム名は、1996年の2月に、山形県民を中心として投票が行われ、それにより決定したチーム名だということです。

さくらんぼの由来について

山形県といえばさくらんぼの産地として有名ですが、なぜこの地にさくらんぼが導入されたのでしょうか。

調べてみると、どうやら山形県というのは、果樹栽培に適した気象条件に恵まれている土地のようで、柑橘類以外の果物が色々と栽培されてきており、、さくらんぼも例外ではなく、最上川沿岸に開けた村山盆地一帯での栽培が盛んなのだと言います。

さくらんぼが山形県に導入されたのは、明治9年頃のことで、当時の山形県知事が東京三田育種場と北海道開拓使庁から果樹苗木を受け取り、県模範場に植えつけたのが始まりなのだとされています。

ちなみに、高級品種とされている「佐藤錦」の名前の由来は、よりよいさくらんぼを作るために、交配育種の研究に情熱を傾けて成功を収めた佐藤栄助氏の名前にちなんでつけられたのだそうです。

山形の芋煮の由来について

山形には、芋煮をわいわいと食べる「芋煮会」というものがありますよね。

芋煮は里芋が主役の料理ですが、里芋というのは貯蔵が難しいといい、冬を前に親しい仲間同士で里芋やその他の食材を持ちより、河原で芋煮の会食をたのしんだことが現在の「芋煮会」の始まりだとされているそうです。

そもそも「芋煮(里芋を使った汁物)は、江戸時代の頃にはじまったとも言われており、お米が税金として取り立てられていた幕藩体制の中で、里芋は貴重な栄養源だったと言われているそうです。

・参考記事
http://chimei-allguide.com/06/000.html
http://www.montedioyamagata.jp/club/footstep.html
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000025080
http://www.yamagata-imoni.com/yurai.html 他

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